乾燥人間 Re write②
お久しぶりです。エリミネーター斎藤です。前回のブログ更新から2か月くらい経ちましたが、生存しています。
乾燥人間Re writeのほうですが、前回の話で謎の男がしゃべりすぎて、緊張感がないので、そこのとこだけ文章を変えました。以下からお話です。
反撃開始とでた、朝比奈と西園寺は、自分たちを殺した、バーで犯人について調べていた。
殺される直前の記憶から、犯人は、朝比奈と同い年くらいの色白、金髪の顔の整った青年だった。
以下が朝比奈たちがロンドンの情報が集まるバーで手に入れた情報だ。
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その犯人は、ロンドン周辺で活動する犯罪組織に属している。
普段はおとなしい男。
犯罪組織に属しているからといって街の住民に危害は加えない。
たびたび、彼の好きなお酒を裏通りに飲みに来る。
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朝比奈「しかし謎だな…普段は街の人には危害を加えないらしいってよ。なぜ、俺たちだけ襲われたんだ?」
西園寺「生半可な気持ちで犯罪組織にかかわるなってことだろ」
朝比奈「でも、殺すまでするか?!」
西園寺「警察のスパイに勘違いされたとか…だったら、殺すまでもして黙らせる必要があるよな」
「「おい、兄ちゃんたち!!イラのことを探してるんだって」」
酒気帯びの禿げたキモイおっさんが突然話しかけてきた。づかづかと近くによりながら話しかけてくる。
キモオジ「あいつには、注意した方がいいぜ、あいつの組織は臓器売買を生業としていてよ、関わったら死ぬぜ?!」
朝比奈は一瞬場の空気が凍り付いた気がした。関わって死んでしまった記憶がよみがえったからだろうか。
さらに、キモオジは近くにきて、小声で
キモオジ「絶対にこの街で””臓器売買””なんてワードを言うなよ。イラはそのワードを聞いた瞬間、人が変わったようにワードを言った人間をを容赦なく殺すからよぉ。」
朝比奈と西園寺は、なぜ謎の青年イラが殺してきた理由について理解した。
朝比奈「なるほどな」
西園寺「おい、おっさんいま…」
キモオジが突然体調を悪くした。
キモオジ「おい、マスター。気持ちが悪い!!!どこか吐く場所ないか」
マスターは不快そうに店の裏にあるトイレで吐けと示した。
キモオジは、気持ちが悪そうにふらふらと出ていった。
西園寺「あのおっさん何者なんだ?悪い人ではなさそうだけど。」
朝比奈「知らない。けど、貴重な情報が手に入った。あとは彼に会う手段を探さなければ。」
西園寺「その必要は、なさそうだぜ…あの””ワード””を言ってたからよ。」
その瞬間、店の裏でキモオジらしき悲鳴と銃声が聞こえた。